婚姻費用(債務がある場合)

婚姻費用の額を定めるにあたり、義務者から債務を考慮してほしい旨の主張がなされることがあります。しかし、原則的には債務は考慮されません。ただ、その債務が夫婦の共同生活に関して発生したものである場合には、考慮されることが多いといえます。先日成立した婚姻費用分担の調停においても、調停委員から伝えられた裁判官(調停官)の考えは、概ねそのようなものでした。

偽装離婚届と有効性

例えば夫に借金があって債権者からの妻に対する督促を避けるためなど、妻と協議して、便宜上協議離婚届を出したとします。

その後、督促がなくなったので妻に復縁をもちかけたが拒否された場合、夫は離婚の無効を主張して婚姻関係の復活をさせることができるでしょうか?
そのような場合でも、離婚は有効であり、夫は離婚の無効を主張して婚姻関係を復活させることはできません。

夫婦円満の秘訣は!?

少し前の調査ですが、夫婦喧嘩を避けて相手に言いたいことを我慢している人の割合は女性67.2%、男性81.2%。意識調査した会社は「仲が良い夫婦ほど言動に気を付けているようだ」と分析していたそうです。
夫婦円満の秘訣は、やはり「忍耐」なのでしょうか。離婚は、結局のところ、忍耐(我慢)の限界を超えたということなんでしょうね。